日頃より福井県卓球協会に対しまして、格別のご理解、ご支援を賜っています関係各位に、衷心より感謝を申し上げます。

さて、平成３０年秋には福井しあわせ元気国体(於：敦賀市総合運動公園)・元気大会(於：サンドーム福井)2018が開催され、国体へは秋篠宮真子様のご臨席を賜りました。

国体では、幸運にも本県成年女子優勝、少年女子は３位入賞となり、種目別皇后杯優勝という県卓史上初の快挙を達成することができました。この成果は県卓強化指導部の長期にわたる強化策と県スポーツ課、県スポーツ協会の多大なるご指導ご支援、加えて、地元の皆様の熱い応援のおかげであります。改めて、ご支援を賜りました全ての皆様に心からのお礼を申し上げます。

今年は、東京オリンピックの年であります。日本の卓球界がますます活況を呈し、卓球に対する国民の関心が高まる中、日本代表選手たちの進化も目覚ましく、多くの国際大会で見事な活躍ぶりです。他方で、多くの企業が日本卓球界を応援してくれており、「卓球王国日本」復活の兆しが見えてきました。誠にうれしい限りであります。

ところで、本県関係の国内外で活躍した選手では、オリンピック２大会出場（バルセロナ・アトランタ）日本代表の山下富美代選手（現海津、小浜市出身）・全日本ジュニア女子優勝　全日本、ワールドツアー等の国際大会で大活躍中の大藤沙月選手（ミキハウスＪＳＣ：大野出身）・全日本学生準優勝、全日学、Ｔリーグで活躍中の山本笙子選手（中央大：鯖江出身）・　全日本社会人ダブルス優勝の徳島 剛選手（原田鋼業：あわら市出身）等がいます。本県の若手選手たちも、これらの選手たちに続いて欲しいものであります。

ご承知のように福井県は人口７０万人足らずの弱小県ではありますが、私達は、そのハンディを乗り越え、若年層のさらなる強化、指導者養成、加えて県卓球協会組織の益々の活性化が急務であると認識を致しております。

関係各位のなお一層のご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げます。